炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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おいしいコーヒーの淹れ方

ペーパードリップ〈ホット編〉

ペーパードリップは家庭や喫茶店などで最も広く使われています。簡単・手軽に淹れられて、何よりも器具の管理の手間がかからないところが人気の秘密です。
ここでは、おいしく淹れるための、ちょっとしたコツを簡単に説明しましょう。

準備

器具とコーヒーカップをあらかじめ温めておきます。ペーパーフイルターの側面と底面のシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットします。

コーヒーの粉を適量、セットしたペーパー内に入れます。メジャースプーン山盛り一杯が概ね一人前、約12~14gになります。

粉を入れたらドリッパーのフチを軽くたたいて粉を均等にならします。
準備が整ったら、いよいよ抽出開始です。ここでは1杯分の抽出量を130ccとして説明します。

ペーパーフィルターは底面と側面を互い違いに折り曲げる。

コーヒーの粉の量の目安
出来上がり 1杯分 2杯分 3杯分 4杯分
粉の量 12~14g 22g 32g 40g

お好みにより量は増減します。1人分ならやや多目でメジャースプーンに山盛り。3杯以上ならやや少なめですり切り人数分がおいしく淹れるコツ。

抽出

一湯目(むらし)

ドリッパーの中心から500玉サイズの円を描くように少量のお湯をチョロチョロと粉全体に染み込ませる程度に注ぎます。コーヒーと湯をなじませる為20~30秒程蒸らします。


二湯目(抽出)

蒸らしが終わったら、一湯目と同じ要領でゆっくり湯を注ぎます。二湯目はコーヒーの味わいを決定づける重要POINT。粉のふくらみ具合を見ながら8~10秒かけて抽出量の2/3(約80cc)程度抽出し、一度お湯を注ぐのを止めます。


三湯目(押し出し)

ドリッパーの湯が全部落ちきらないうちに三湯目を注ぎ始め、残り1/3(約50cc)を抽出します。最後までゆっくりと注ぎ、目的の抽出量に達したらドリッパーを外します。(ネルドリップでの抽出も同様に考えて良いでしょう。)

5百円玉サイズの円を描くように外に向かい、また内側に戻る。このとき、絶対にペーパーフィルターにはお湯をかけないこと!

粉が完全に沈みきってしまうと、あくが下に落ちていってしまうので注意します。

ポイント

*湯は沸騰後30秒ほど経った約96℃位の湯で抽出します。

*湯をさすポットは、口の細いドリップポットやヤカンを使いましょう。

*コーヒーの粉が泳がないように、お湯は最後までゆっくりと注ぎます。


 
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