炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

炭火焙煎コーヒー 南蛮屋
メディア紹介情報

おいしいコーヒーの淹れ方

サイフォン編

サイフォンは真空濾過方式とも呼ばれる抽出方法です。原理は、フラスコに入れた水を沸騰させることで空気を膨張させ、お湯が上部のロートに押し上げられて、粉と混ざりコーヒーが抽出されます。コーヒーになるまでのプロセスがすべてガラスごしに見える楽しさや、人に見せる演出効果は抜群なので、是非チャレンジしてみてください。

準備

コーヒーの粉を用意します。挽き目はペーパーフィルターでいれるときよりも少し細挽き(中細挽き)にします。2人前24g・3人前35g・5人前45gが目安です。

ロートに濾過器を取り付けます。濾過器の下部から伸びる鎖をひっぱり、ロート下部に鎖の鍵爪部分を引っ掛けます。濾過器をつけたロートはフタ兼ロートたてに立てておき、ここにコーヒーの粉を入れて平らに均しておきます。
平行して、フラスコに人数分のお湯を沸かしておきます。(火にかける前に、フラスコの外側に水滴などが付いていないことを確認して下さい。フラスコが割れることがあります。)
気泡が立ち上がり沸騰寸前になったらいよいよ抽出開始です。

※アルコールランプと熱湯には
 十分注意して下さい

抽出

熱湯に注意しながらながらフラスコにロートをしっかりと差し込みます。まもなくフラスコ内のお湯が、スーッと上部のロートの中に上がってきます。

※器具は大変熱くなりますので
 お気をつけ下さい


湯がロート内に上がったら、浮いた粉をお湯になじませるため、竹べら・ロングスプーン等で静かによくかき混ぜます。ロートに湯が上がってから約2分、エキスが充分抽出されたらアルコールランプを消し、ロート内のコーヒー抽出液がフラスコに戻るのを待ちます。


ロートをはずして、フラスコから直接カップに注ぎます。

ポイント

*ロート内でコーヒーの粉が水分を吸収し抽出量が減るので、その分を見こしてフラスコ内の水(湯)の量を多めにします。(ロートに湯が上がった時点での注ぎ湯でも可、その場合足した湯をなじませるため竹べら等で静かにかき混ぜましょう)

*アルコールランプの火力はあまり強くないので、フラスコにはやかんなどで沸かしたお湯を入れると時間の短縮が大いに図れます。

*布を使った濾過器は使用後水洗いをして、タッパー等で水に浸して冷蔵庫で保存します。また長期保存する場合は濾過器を煮沸し脂分を煮出してしまえば、かわかして保存することもできます。


 
このページのトップへ