炭火焙煎珈琲工房 南蛮屋

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坂井 真一

本部勤務の坂井です。
私の仕事は各店のセールや催事の手伝いなど、お店のバックアップを主に担当しています。時にはお店でスタッフとして働くこともあります。お目にかかれたらお気軽に話し掛けていただけると嬉しく思います。どうぞ宜しくお願い致します。



2009年11月30日

スマトラミッション その2

空港で、チェック等々済ませて外に出ると軽く雨が降っていました。
少し前まではスコールで、ものすごい勢いの雨が降っていたそうです(ちょうど着陸のアプローチをしてる頃)。道路を見てみるとそれがよくわかるほど水溜りが所々にありました。

あたりを見回すと当然ですが外人ばかりです。
「そうだった、ここでは俺が外人だ。とりあえず金持ちには見えないけど気を抜かずにいよう。今回、現地の金庫番の大役を任されたからには強盗に充分気をつけなければ!」
などなど考えているうちに、後続の一行全員のチェックが終わり、全員揃ったところで、ホテルへと向うバスに乗り込みました。

道中、海外だな〜と感じました。
いきなりインドネシアの交通事情のすごさを見ることが出来ました。

まず日本では考えられないマナー。
マナーっていうか、そんな物無い。「マナーってなに?」といった感じです。
進路変更の時ウインカーを使わない、前後左右すごい密度の車間距離!まるでレースです。
全員でレースしているようです。ひねり込むようにして割り込んできます。
鼻先を1cmでも先に入れたら勝ち。
そこで決着するのですが、そこに至るまでのせめぎ合いは鬼気迫る物があります。怖いです。
われ先にという本能のおもむくままの行動。
お国柄?なんとなくイメージとしては大人しいのかなと思ってましたが・・・
実際は、ほんとスゲーです。

車も多いけどバイクがものすごく多かった。
日本でいうところの125ccクラスのバイクがほぼ100%です。

ところでバイクの定員って国によって違うんですね。
1台のバイクに家族5人で乗ってました。
それでも、おとがめなし、ということは合法ってことです。
気になる5人乗りの配置は、まず運転席に父さん・後ろに子供立ち乗り・後部座席に母さん+抱っこされた赤ん坊・その後ろに子供立ち乗り・で総勢5名です!
こんなスゴイのに普通に走ってました。
日本だと絶対、注目の的になるし、きっとすぐに捕まることでしょう。

2度見したりスゲーと思って見ているのは私ども外国人だけです。
ここ、インドネシアの人たちには見慣れた光景なんでしょう。
5人乗りバイクが走るその横を車は猛スピードで抜き去ります。普通に。
抜く方も抜かれる方もおっかないと思うんだけどな・・・・なんともたくましい。
ほんとたくましい。インドネシア人たくましい。

インドネシアに着いて早々、圧倒されたひと時でした。
その間もバスは走り20分くらいでホテルに到着。
本日の宿泊地メダンでも屈指の高級ホテル(と聞きました)。
ロビーではスタッフの人がウエルカムドリンクをふるまっている。
ピンク色の旨そうな飲み物を順々に手渡している。次はいよいよ俺の番だ。
笑顔を作り待ち構える俺、よし!いよいよと思ったらスタッフは俺をよけて次の人へ。
あれ?俺のは?と呼び止めたら笑顔で手渡してくれました。・・・が、俺って、もしかして紛れ込んだ現地人だと思われたのか?夏の日焼けや運動会など一日中外にいることが多く、かなりよい色合いに日焼けしていて現地人っぽい自分なので、まあしょうがないか・・・・と、ウエルカム?ドリンクをいただきました。

一息ついたところで今後の説明があり、その後各自の部屋へ、広い部屋です。
ビジネスホテルとはまるで違う。まさにリゾートホテル。
これだけの空間を独り占めできるなんて、久々というか無かったな。
狭い空間に家族で重なり合うのも良いですが、たまには開放されたい。
ダブルベットに一人で寝る贅沢。満足だ。
と贅沢な横たわり方で明日からの研修をイメージしてみるのでした。


つづく。

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