いま国内にはあらゆるコーヒーが様々なかたちと価格で流通しています。
その様な中で、南蛮屋は創業の1984以来「一度飲んだら代えがたいコーヒー、味わいと共に安らぎや贅沢を感じるコーヒー、大切な人にあげたいコーヒー、そして毎日家庭で飲み続けられる価格のコーヒー」を求め続けています。
より良い上質なコーヒー造りには、よく吟味された生豆(原料)と最適な熱源の焙煎機、そして優れた焙煎士が不可欠です。
私は若い頃、日本では数少ないコーヒー関連設備の会社に従事し、日本全国の「焙煎屋」と呼ばれるコーヒー会社を、内側から見る事ができました。
当時はバブル景気の走り出しで、全国にコーヒー専門店が雨後の竹の子の様に開業して、どの店も大流行だったのを思い出します。
その様な中で、同じ銘柄のコーヒー生豆でも焙煎次第で、「美味しいもの」「不味いもの」になるコーヒーの不思議と難しさを見て、強い関心を抱いたのが創業機運の始まりです。
「誰もが認める美味しいコーヒーを世に広めたい」という夢を描き、毎日より良いコーヒー造りにとことん夢中です。